西陣きもの会

西陣きもの(御召機)の特徴

 「西陣きもの」の特徴は各時代の最先端として培ってきた様々な意匠や組織、今もそれを継承する50余りの織屋がそれぞれの伝統と独自の技術を発展させてきた、様々な組織、配色を用いた着尺や訪問着、羽尺、雨コート、男物、綟り織物による夏物等、個性豊かな織物群であります。西陣きもの会ではそれらの西陣きものの生産者を特に「御召機」と呼びその織物群に対して「御召機の証」を発行しております。

 また、西陣独自の織物として「本しぼ御召」があり、江戸時代から伝わる「八丁撚糸機」を使用して作られる「御召緯」という糊をつけた強撚の緯糸を使う織物があります。「本しぼ御召」は製織後に湯の中で揉み「御召緯」に付着した糊を溶かすことで「しぼ」と呼ばれる細かい隆起を生み出し、独特の風合いに仕上げます。また「御召緯」を使うことから「本しぼ御召」のことを限定して「御召」と呼ぶこともあり、現在「御召緯」は西陣きものの様々な組織の緯糸に利用されています。

西陣きもの(御召機)の特徴

 「西陣きもの」の特徴は各時代の最先端として培ってきた様々な意匠や組織、今もそれを継承する50余りの織屋がそれぞれの伝統と独自の技術を発展させてきた、様々な組織、配色を用いた着尺や訪問着、羽尺、雨コート、男物、綟り織物による夏物等、個性豊かな織物群であります。西陣きもの会ではそれらの西陣きものの生産者を特に「御召機」と呼びその織物群に対して「御召機の証」を発行しております。

 また、西陣独自の織物として「本しぼ御召」があり、江戸時代から伝わる「八丁撚糸機」を使用して作られる「御召緯」という糊をつけた強撚の緯糸を使う織物があります。「本しぼ御召」は製織後に湯の中で揉み「御召緯」に付着した糊を溶かすことで「しぼ」と呼ばれる細かい隆起を生み出し、独特の風合いに仕上げます。また「御召緯」を使うことから「本しぼ御召」のことを限定して「御召」と呼ぶこともあり、現在「御召緯」は西陣きものの様々な組織の緯糸に利用されています。

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